日本からの輸出が急増しているBONSAI。
国内マーケットは大幅に縮小しているにもかかわらず、
海外ではBOSAIブームが起こりヨーロッパを中心に
市場が大きく伸びているという。
「和の心を輸出せよ 〜世界に広がるBONSAI〜」
BONSAIの姿形の美しさとその小さな世界に凝縮
された自然の深遠さや日本人の繊細な美意識に
感嘆し尊敬の念を隠さないヨーロッパのBONSAIファン。
日本の文化が世界に影響を与える一方で、
日本における価値とのギャップが広がる。
日本では盆栽を愛でる人は大幅に少なくなっており、栽培業者は国内だけでは
生き残りが難しいという。
日本人の美意識がグローバルな価値として脚光を浴びる時代。
こうした日本人ならではの価値観や美意識のエッセンスを取り出して、
まったく違う商品や事業領域に持ち込めないだろうか。
海外におけるBONSAIブームは日本人が普及に努力したというよりは、
海の向こうの一部の好事家がその魅力に気づいて一般にも広がったという
構図のようだから、ここに戦略はあまり感じられない。
かといって、
「クールジャパン」も言葉ばかりが一人歩きしている
ような感があり、中身や実体となると何だかよくわらない。
家電メーカーがさんざんに敗北している中で、
グローバル市場でのイノベーションの切り口の一つとして、
日本人の美意識をもっと大きなスケールで活かす戦略を考える企業は
でてこないのだろうか。
オズボーンのチェックリストでいえば、転用。
あるいは、結合。
番組が取り上げる様々なBONSAIを眺めながら、日本人の美意識を
コンセプトとしたイノベーションを期待した。
しかし、BONSAIとは、日本人には思わぬものが海外で受けるものだ。
日本においては年寄りの趣味という印象がほとんどでは。
BONSAIがそうであれば、
まだまだ日本にはお宝がざくざくあるはず。
特に、地方の文化はブラインドになっていることが多い
気がする。
そのためにはやはり、地方活性化のための規制緩和、外へむけての
情報発信力、それらを価値にするブランド戦略が重要だ。
ということで、賛否両論はともかくも、
橋下市長がやることには注目していきたい、という最近話題の
テーマに図らずも辿り着いてしまった(笑)